きれいな言葉遣いを身につける8つの方法とおすすめの習い事7選
「言葉遣い」それは人間性を作る大切なツールです。お友達や家族は自分のことをよく知ってるため何も考えずに話しても問題はありません。しかし、お仕事の場や初対面の人は貴方のことあまり知らないため言葉遣いや所作などから貴方の人間性を判断します。
ですからどんなに「自分は良い人間だ」とアピールをしたくても、言葉づかいが悪いとどうしても育ちの悪く品がないと思われてしまい勿体ないです。
逆に考えると、言葉づかいが綺麗だと育ちが良く品があると思われるということです。
そこで今回は、
- 綺麗な言葉遣いを身につける方法
でお金をかけずに身につける方法をご紹介します。どうしても不安という方には、
- きれいな言葉遣いが身に付く習い事
でオススメの習い事もご紹介しますよ。
この記事を読めば、どうやって言葉遣いを身につければいいのかが明確になったりどの習い事を習えば良いのかが明確にわかりますよ。
言葉遣いは少し変えるだけでもガラッと印象を変えられる最高のもの。これを機にぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
きれいな言葉遣いが身につく習い事なら
きれいな言葉遣いを身に付ける方法
今回ご紹介するのは下記8項目です。
- 言葉遣いがきれいな人をお手本にする
- 多くの人と触れ合う
- 活字を沢山読む
- 目上の人と話す機会を増やす
- 言葉を発する前にひと呼吸おく
- 落ち着いて話をする
- 沈黙を怖がらない
- 年齢にあった表現をする
沢山ありすぎて全部やるのは大変そうだと不安になる必要はありません。まずは自分ができそうだなと思うものや克服したいなと思っているものを1つピックアップして始めてみましょう。
ではそれぞれ詳しくみていきましょう。
①言葉遣いがきれいな人をお手本にする
上達の近道は真似ることという言葉があるように、まずは自分が「この人の言葉遣いは綺麗だな」と感じるアナウンサーや女優さん、または仕事場の人をじっくり観察し真似てみましょう。真似ることを繰り返すと、自然と自分らしい喋り方が見つかります。
②多くの人と触れ合う
人によっって話し方の癖や選ぶ言葉は異なります。そのため多くの人と触れ合えば触れ合うほど「この言葉綺麗だな」とか「自分のこの言葉づかいは良くなかった」と気づくことができます。
また会社やプライベートでも多くの人と触れ合うことで、自分が持っていない価値観や考え方に出会え視野を広げることもできます。
③活字を沢山読む
活字を読むことによって表現の幅を広げることができます。活字は小説を読むのはもちろん新聞や雑誌もおすすめです。表現の幅も広がる以外にも「共感力」や「人の価値観や考え方」も学ぶことができます。どうしても活字が苦手だと感じる方におすすめなのが、自分の趣味が題材になっている小説を探すことです。
④目上の人と話す機会を増やす
目上の人と会話をするのは苦手かも、と感じる方は多くいらっしゃるのではないのでしょうか。そんなときは聞き役に徹底してみましょう。相槌を打ったり、笑顔だけでも大丈夫です。まずは目上の人と席を一緒にすることに「慣れる」ことが一番大事です。その合間に「目上の人に対する言葉遣い」を勉強しておけば、場に慣れた時に緊張せず発することができるようになります。
⑤言葉を発する前にひと呼吸おく
綺麗な言葉遣いをしようと思った途端緊張してしまって変なことを言ってしまい後悔、なんてことありませんか。慣れないことをしようとテンパりやすいため、まず言葉を発する前にひと呼吸おくことを意識してみましょう。目安としては1秒で十分です。「そうですね」という定番の相槌をゆっくり息を吐きながら言えば1秒ぐらいになりますし心も落ち着かせることができますよ。それでもまだ緊張する場合は3秒でも構いません。
⑥落ち着いて話をする
緊張している状態で話すとどうしても呼吸が浅くなり、早口になりがちです。そうすると相手側にも緊張がうつり更に緊張してしまったりして自分は何を発しているか分からなくなって後々後悔なんてことも。そんな時おすすめなのが「ゆっくり喋る」ことです。目安としては1分間で230~260文字ぐらいがよいとされています。試しに携帯のボイスレコーダーを用いて喋って練習してみると、速度がよく分かりますよ。
⑦沈黙を怖がらない
沈黙を怖がってしまう理由は「周囲の目を気にしすぎる」ことが影響しています。
「黙ってばかりで相手の気分を害してないかな」とか「何か喋ってほしい」と思われていないかという心配が不安になり、沈黙という間が嫌になるのです。もちろんこれは相手が実際に言ったのではなく、勝手に自分がそう思い込んでいるだけです。
しかし実は沈黙は相手にとっても自分にとってもそれまで話してきた会話の内容を整理するために必要な時間ですし、深呼吸して自分を落ち着かせるチャンスでもあります。
そうだと分かっていてもいざ沈黙が訪れるとやっぱり怖くなってしまうという方は、予め「沈黙が訪れたとき「自分はどうするのか」を決めておくと良いでしょう。
- 質問をするパターンを決める(趣味は何か、仕事はどうかetc)
- 自分の話をする(失敗談、最近ハマっているものetc)
- 自分に質問してきた内容を相手にも聞き返す
そうすることでいざ沈黙が訪れても冷静に対処できるようになります。
⑧年齢にあった表現をする
20代には20代にしかない美しさがあり、30代には30代にしかない美しさがあります。折角持っている貴方の魅力を使わず「マジ」「ヤベェ」「それな」などの若い表現をするのはあまりにも勿体ないです。自分の魅力を最大限に活かすため、自分と年が近い「言葉遣いが綺麗な人」を参考にしながら練習してみましょう。
ここまでは独学でできる方法をご紹介してきましたが、独学で勉強すると必ず不安になるのが「正しい言葉遣いができているのか」ではないでしょうか。
そんな人のために次は綺麗な言葉遣いが身に付く習い事をご紹介したいと思います。
きれいな言葉遣いが身につく習い事なら
きれいな言葉遣いが身に付く習い事
「顔は心の鏡」という言葉があるように、心は外見にも影響がでます。そして無意識に言葉遣いも変わっていきます。心の余裕がある人は言葉遣いが綺麗になりますし、心の余裕がない人は荒い言葉遣いになってしまいます。
綺麗な言葉遣いを喋りたいという方はまず内面や外見を磨くことから始めてみましょう。
今回は下記4つに分けてご紹介します。
- 内面を磨く
- 美意識を高める
- 身体を整える
- 資格をとる
その中で気になったものがあったら、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
では詳しくみていきましょう。
内面を磨く
内面を磨くのにオススメの習い事が「観音舞」となります。観音舞とは女性であればだれもが持って生まれた母性や慈愛の心を響かせ舞う舞です。貴方の内面に秘めている美しさを引き出してくれる観音舞は練習風景を下記動画を見てみてもわかるとおり、とても穏やかで女性が持つ曲線的な美しさも身につけることができます。
美意識を高める
美意識を高めるのにオススメなのが、
- 絵画教室
- メイクレッスン
です。
では詳しくみていきましょう。
①絵画教室
絵を書くことと言葉遣いに何のつながりがあるのかと疑問に思う人もいるかもしれません。実は絵画は「伝え方と観察力」を学ぶことができます。絵画は自分から見た時に感じたこと「色はどんな色か」「質感はどんな感じか」「形、重さはどうか」それを絵で表していきますよね。
しかし実は人それぞれ同じものを見ているのに違うのです。言葉の絵画教室という記事でも書かれているとおり、見え方が違えば伝え方も違ってきます。自分はどういう見方をしているんだろう、それを客観的に見ていくことによって観察力が身につきます。また見え方のバリエーションが増えれば表現の幅も広げることができます。「伝え方と観察力」その2つが美しい言葉遣いのバリエーションを増やしてくれるのです。
②メイクレッスン
スーツやドレス、着物などを着ると自然と気分が上がったり、自然と所作が綺麗になっている気がすると感じたことはないでしょうか。実はメイクも同じです。キリッとしたメイクにすれば「仕事ができるクールな女性」の気分になり甘いメイクをすれば「女性らしいほんわかな女性」の気分になることができます。言葉遣いも自然に変わっていくこと間違いなしです。
身体を整える
内面や美意識を高める他にも身体を整えるのも有効的です。特にリラックス効果のある下記2つがオススメです。
- 薬膳
- アロマテラピー
では詳しく見ていきましょう。
①薬膳
薬膳(やくぜん)とは中医学理論に基づいて食材、中薬と組合せた料理であり、栄養、効果、色、香り、味、形など全てが揃った食養生の方法である。「薬膳料理」と称されることもあるが、「膳」自体に「料理」の意味が含まれている(重言)。(引用:Wikipedia)
体の内面から美しくなると、肌が綺麗になり体が軽やかになります。肌が綺麗だとメイクも綺麗になり鏡の映る自分に徐々に自信が持てるようになります。「マジ」「ヤベェ」「それな」などの若者言葉を発する自分と目の前の自分にギャップを感じられるようになり、自然と美しい言葉遣いを喋ろうと変わっていくでしょう。
②アロマテラピー
一般的には、精油(エッセンシャルオイル)、または精油の芳香や植物に由来する芳香を用いて、病気や外傷の治療、病気の予防、心身の健康やリラクゼーション、ストレスの解消などを目的とする療法である。(引用:Wikipedia)
心に余裕がないとどうしても言葉遣いも荒くなりがちです。リラックス効果のあるアロマテラピーを学ぶことで自分に合った香りを見つけることができます。その香りをお風呂上がりなどの自分時間時に嗅ぐことで心に余裕が生まれるように。普段イライラしていたことがいつしかイライラせずに済むようになり、笑顔が増え言葉も自然とポジティブになっていくことができます。
資格を取る
最後にオススメするのが「資格をとる」です。仕事で成果を出したいというかたに特にオススメなのが下記2つです。
- 秘書検定
- ビジネスマナー検定
ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
①秘書検定
「人柄育成」に力を入れている秘書検定では、人柄が良い人を下記のように言っています。
「人柄」のよい人とは,相手に「感じがよい」という印象を与えられる人のことです。それはどのようなところで感じてもらえるのでしょうか。「表情」「態度」「振る舞い」「言葉遣い」「話し方」などの人柄の要素で,良い印象を与えているのです。(HP:ビジネス系検定)
秘書検定では社会に出て働く人なら誰でも備えておかなければならない基本的な常識、そして感じがよいと言ってもらえる表し方はどのようにすることが必要かを試験問題を通して学べるようになっています。
②ビジネスマナー検定
ビジネスマナー検定は、ビジネスマンとしての判断・行動が適切にできるかどうか,人間関係やマナー,話し方を理解しているか,などが問われます。(引用:ビジネス系検定)
この検定ではビジネス社会の基本的なルールを学ぶことができます。秘書検定では「人柄育成」に力を入れていますが、ビジネスマナー検定は社会における人間関係がより良く保つために必要なスキルを学ぶことができます。
自分にはどちらのスキルが必要なのか考えながら選ぶと良いでしょう。
【まとめ】きれいな言葉遣いを身に付ける方法
では最後にまとめに入ります。
きれいな言葉遣いを身に付ける方法
- 言葉遣いがきれいな人をお手本にする
- 多くの人と触れ合う
- 活字を沢山読む
- 目上の人と話す機会を増やす
- 言葉を発する前にひと呼吸おく
- 落ち着いて話をする
- 沈黙を怖がらない
- 年齢にあった表現をする
以上、今回はきれいな言葉遣いを身につける方法を詳しくご紹介してきました。自分にはできそうだな、ここは改善したいなと思ったところを1つだけ上げてトライしてみると良いでしょう。
一度身についてしまうと中々修正が難しい言葉遣いですが、いざ変えてみると人間関係がこんなに変わり、自分自身も変わっていくんだと驚くことでしょう。より美しい自分に出会う楽しさをぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
きれいな言葉遣いが身につく習い事なら