竹葉ゆれ 水面をすべる 渡し船
星川仰ぎ 鎮む豊月
奈良時代に中国から伝来し、平安時代には宮中行事として行われるようになった七夕。
宮中の人々は星に供物を捧げ、香を焚き、楽を奏で、詩歌を詠みました。
そして、葉にたまった夜つゆを「天の川のしずく」となぞらえ、それで墨を溶かし梶の葉に和歌を
書いて願いごとをしていたそうです…。なんて雅やかなお戯れでしょうか。
宴でありながらその意味するところは深く、
七夕-たなばた-の語源にもなった
「棚機(たなばた)」
とは古い日本の禊ぎ行事で、乙女が着物を織って棚にそなえ、神さまを迎えて秋の豊作を祈り人々のけがれをはらうというものでした。
人と自然と星々と、その大いなるめぐり。
天体との妙なるお戯れは心身を調え氣を養い、この世に清浄なる光をもたらす。
古のご神事の蘇り、七/七、七/八 竹鼻の地、本覚寺にて星祀りを開催いたします。
ご縁の皆々様、どうぞお運びくださいませ。
― 星祀りのおおまかな流れ ―
宵の刻にお集まりいただき、短冊に願いをしたためたら宴のはじまり。
・星迎えの儀
音舞により紡がれし絵巻物
星々の迎え、祀り場をひらきます。
・宴ノ膳
御夕飯は本覚寺大おくり・おくりによる精進料理の振る舞いがございます。
・音浴
ころんと横になった状態で、音舞による空間創造を全身で
聴くひととき。眠りにつく前に、心身のヒと水を調えます。
・就寝
本覚寺本堂にて龍神様の懐にいだかれお休みいただくという何とも貴重な機会です。宴の続きは夢の中、星々への旅路へ誘われませう。
・八ノ朝
朝は坐禅からはじまります。その流れのまま応量器展鉢(おうりょうきてんぱつ)へ。食べる坐禅とも言われ、本覚寺22世住職・龍門陵賢氏にご指導いただきながら禅僧のお食事作法で朝食をとります。
・星おくりの儀
音舞により紡がれし絵巻物
星々のひかりを送り、まつらいを結びます。
<とき>
2024年7月7日(日) 16時 開場、17時 開宴
2024年7月8日(月) 12時前に終宴、その後ゆっくりしていただけます
<ところ>
本覚寺(岐阜県羽島市竹鼻町2434−1)
竹鼻駅より徒歩5分、駐車場もございます
<参加費>
28,800円(税込)
含むもの:夕朝食、宿泊費、茶菓子
含まぬもの:銭湯代(ご利用の方のみ)、直会昼食代
<お申し込み方法>
下記フォームよりお申し込みください。
<出演>
日月明星 舞/柳元美香 奏/西下晃太郎
クリスタルボウル/大橋朋子
舞手/矢向ひとみ 吉原詞子 古田絢子 足立るみ
スペシャルゲスト/YURAI・Ema
<出店>
ISUZU/忠兵衛
<お問い合わせ先>
舞の道事務局
info@mainomichi.com
- イベント名星祀り
- 開催日2024-07-07
- 開催場所本覚寺(岐阜県羽島市竹鼻町2434-1)
- 参加費28,800円