チェコ プラハ国立美術館
舞 × 書
日本のふたつの文化、「舞」と「書」が綾をなす、点と線と空間にみせる、和の美
日本の伝統的な芸能を、現代の感覚で昇華したふたつの表現、「舞」と「書」。その融合が織りなす、日本ならではの、水のような、風のような、花のような、時空間を観じていただきました。
日本の芸能は引き算である、といわれます。削ぎ落とし、核を極めた在り方の中に、見る人の想いが満ち満ちてゆきます。
静かな動きにエネルギーがあふれる舞と、墨一色で描かれるまばゆく鮮やかな書が出会い、濃密な余白を生みます。
180cm幅の和紙を自在に敷き詰め、ふくよかな空間をつくり、書をダイナミックかつ繊細に書いてゆきます。同時に、和紙がつくった聖域の中で舞を粛々と捧げてゆきます。
チェコと日本。ともに、伝統を重んじ、受け継ぎ、そこに新しい輝きを見いだしてゆく国。いまに息づく日本文化をぜひチェコのみなさまに感じていただき、共鳴していただけますように。
- ・舞
- 金子 貴子
- 北井 一美
- 引地 史恵
- ・共演
- 書:瓮 えみ
- 音:成田千絵(チェロ)
- 音:
- 2018年10月25日
- チェコ プラハ国立美術館(本イベントの紹介記事はこちら)
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