立ち振る舞いがきれいな女性になりたい!自分に合った方法とは?
みなさん立ち振る舞いが綺麗な人と聞かれたら誰をイメージをしますか。女優さんや、日本舞踊の方などをイメージしたり、中には身近にいる憧れの人をイメージした方もいらっしゃるのかもしれません。「私もこんなふうになれたら」とは思うけれど、具体的にどうすればいいのか分からなくて結局何もしないままなんてことになってしまっていませんか。
YouTubeでは「立ち振る舞い」レッスンの動画が様々アップされていたり、最近ではNHK・Eテレで放送中の『にっぽんの芸能』(毎週金曜23:00)で2020年8月7日から新コーナー「日本舞踊体操」がスタートするなど、立ち振る舞いを気軽に学べる機会が増えてきました。
そこで今回は、
- 立ち振る舞いがきれいな女性の4つの特徴
- 立ち振る舞いがきれいな女性になる方法
2つに分けてご紹介したいと思います。
そして最後には
-
美しい座り方と感じの良い立ち姿
もご紹介しますよ。
この記事を読むことで、「立ち振る舞いを綺麗にする為に気をつけるポイントはどこか」「自分に合った方法」を知ることができます。
ぜひこれを機にトライしてみてはいかがでしょうか。
心身ともに美しくなる舞は
立ち振る舞いがきれいな女性の4つの特徴
特徴は下記4つの項目に分けることができます。
- いつも凛とした姿勢
- 言葉遣いが丁寧
- 動き一つ一つにゆとりがある
- 年相応をわきまえている
では詳しく見ていきましょう。
いつも凛とした姿勢
どんなに忙しくても慌てずに落ち着いている女性は大人びてみえ、穏やかで包容力のあるような女性という印象を受けます。また、自分を良く見せたり、損得で人付き合いをしたりしないのが凛とした人です。
そのため、
- 感情のコントロールができる
- 常に冷静でいる
- 自分の意思を持っている
- 気配りが上手い
といった特徴があります。
言葉遣いが丁寧
会社やプライベートで会話した時ふと見た目や話し方から「あ、この人育ちが良さそう」と感じたことや、「この人とは緊張せずに会話できるな」と感じたことはありませんか。
そういう人の特徴は、
- おっとりしている
- 流行り言葉や略語を頻繁に使わず、正しい日本語を喋っている
- 相手の話を聞くときは目を見る
例えば「これ何?」という言葉を「これは何ですか?」という言葉を用いたり、またゆったりと落ち着いた口調で話しすことにより会話の相手もリラックスさせる効果もあります。
動き一つ一つにゆとりがある
仕事に家事に、人によってはさらに育児や介護など毎日いろいろなことに追われている方が多いのではないのでしょうか。「あれもやってこれもやって、これもやらないと」と何をしてもつい気持ちが焦ってしまいますよね。心を落ち着かせる余裕もない日々を続けているとイライラしてしまいがちです。
物をとる手や置く手が乱暴になったり、車の運転も乱暴になってしまったりして注意が傲慢になり結果取り返しのつかない事故を起こしてしまった、なんてことも。また「余裕がない人」という印象を受けやすいです。
立ち振る舞いがきれいな女性は忙しい、と感じた時ほど所作が丁寧で落ち着いている特徴があります。
年相応をわきまえている
20代には20代にしかない美しさがあり、30代には30代にしかない美しさがあります。流行を追うのではなく自分に似合うものを知っていたり、年を重ねることを楽しんでいる実年齢で輝く女性はとても魅力的です。決して若く見せようとせずありのままの自分に合う服装・メイク・言葉づかいを選んでいる特徴があります。
ここまでは立ち振る舞いがきれいな女性の特徴を4つに分けてご紹介してきました。
次に気になるのは「どうやったら立ち振る舞いがきれいな女性になれるのか」ではないでしょうか。
立ち振る舞いがきれいな女性になる方法
下記10つに分けてご紹介します。
- いつも良い姿勢を心掛ける
- 言葉遣いはより丁寧に
- 物は宝物を扱う意識で
- 指先にまで心を配る
- 急がない、動作の最後はゆっくりと
- 歩く時は1秒1歩を意識して
- 座る時は力を抜きすぎない
- いつでも周囲の状況を把握する
- 視線の向きに注意する
- 立ち振る舞いのお手本を見つける
もちろん全てをやる必要はありません。「自分ならできそうだな」と思うものや「これは取得したい」と思うところからまずは始めてみましょう。
①いつも良い姿勢を心掛ける
姿勢がいいとそれだけで美しく見えるものです。また姿勢が悪いと見栄えが悪いだけではなく体に負担がかかり内臓にも影響を及ぼしてしまいます。
立ち姿を美しくするコツは4つあります。
- お尻に力を入れ、肘と爪先の方向を同じにすること。
- 背筋をひざ裏を伸ばすこと。
- 重心位置は「かかと寄り」
- 頭・肩甲骨・おしり・ふくらはぎ・かかと、この5点が壁についている状態
いい姿勢を保とうと意識することで筋肉も付くので、スタイルもよくなりますよ。また姿勢を直すと肩こりが軽減したり、体が軽くなったりと健康にも良い影響を与えます。
②言葉遣いはより丁寧に
どんなに所作や立ち振る舞い、外見に気をつけていても言葉遣いが荒いだけで魅力が軽減してしまいます。逆に考えるとあなたの魅力をより倍増させてくれるツールですから、今一度見直してみても損ではありません。
下記の記事ではきれいな言葉遣いを身につける方法とオススメの習い事をご紹介しています。
きれいな言葉遣いを身につける8つの方法とおすすめの習い事7選
③物は宝物を扱う意識で
モノは丁寧に扱うようにしましょう。愛情をこめて、大切にモノを扱っていると、お部屋も不思議ときれいに片付いていきます。モノを乱暴に扱うと、心の中までも乱れてきてしまうものです。
所作が美しい女性の共通点は?真似したい美しい所作・仕草の基本
④指先にまで心を配る
普段から指先にまで意識して過ごしている方はなかなかいないのではないでしょうか。
しかし、意外にも指先を見らているのはご存知ですか。
携帯をいじるときの指先や物をとるとき、飲み物を飲むときに指先がバラバラだと幼い印象を受けます。普段から意識して指先を揃えるだけで一気に上品になりますよ。
⑤急がない、動作の最後はゆっくりと
物をとる手や置く手が乱暴になってしまうと「余裕がない人」という印象を受けやすいです。
忙しい、と感じた時ほど深呼吸をして所作を丁寧にしてみましょう。そうすることで落ち着いた印象を持たれると同時に、自分自身も心を落ち着かせ冷静になることができます。仕事でのミスやイライラした気持ちも軽減できますよ。
⑥歩く時は1秒1歩を意識して
歩く姿がきれいだとそれだけで「気品があり立ち振る舞いが綺麗」な印象を受けます。きれいな歩き方とは「長時間歩いても疲れないでかつ美しい状態」のことを言います。
下記動画で詳しく教えてくれます。これを見ながら練習するのも良いでしょう。
⑦座る時は力を抜きすぎない
普段最も頻繁に行うのがこの「座る所作」ではないでしょうか。
座る時は下記3ステップを気をつければきれいに座ることができますよ。
- 椅子の近くに立つ
- 膝の裏を椅子の座面に近づける
- 静かにまっすぐ腰を下ろす
お腹(丹田)に力を入れると力が入りすぎず、抜きすぎない綺麗な姿勢が保てます。
言葉だけではイメージがしづらいという方には、下記動画で詳しく教えてくれますので参考にしてみても良いでしょう。
⑧いつでも周囲の状況を把握する
常に気を張って周囲の状況をキョロキョロみる必要はありませんが、ふと「この人忙しそうにしているな」「体調悪そう」「困っている様子」だと感じやすくなれば気配りができる人だなという印象を受けます。また落ち着いた印象も持たれますよ。自分は苦手だなと感じた時は、
- 人ごみの中の人を観察する
- 一緒に仕事をしているチームを観察してみる
を続けると周囲状況把握力が身につくでしょう。
⑨視線の向きに注意する
人と話すときに目をガン見していると相手は圧迫感を感じ怖いイメージを持たれてしまう可能性があります。そこでオススメなのが「口元」を見ることです。もちろんずっとではありません。会話の中でバランスよく相手の目と口元を見ることで相手への緊張感が薄まり、会話が弾みやすくなることで自然と親近感が生まれます。
また飲み物を飲むときの視線も重要で、目線は相手(もしくは前)にしたまま、グラスやカップを傾けて、自身の顎は上げずに飲み物を飲むと綺麗です。
⑩立ち振る舞いのお手本を見つける
上達の近道は真似ることです。テレビやYouTube、仕事場などで立ち振る舞いが綺麗だなと思う人を見つけて、その人を真似て行動してみるのも良いでしょう。最初は真似だけだったのが続けていくと「自分らしい立ち振る舞い」が生まれてきます。
心身ともに美しくなる舞は
ここまで10項目全てご紹介してきましたが、中には沢山ありすぎてどれからやろうか悩む、なんていう方もいらっしゃると思います。
そういう方にはまず日常でも頻繁に行う「立ち座り」を始めてみるのがオススメです。
美しい座り方と感じの良い立ち姿
まずは椅子の座り方を学んでみましょう。⑦座る時は力を抜きすぎないと同様で、
- 椅子の近くに立つ
- 膝の裏を椅子の座面に近づける
- 静かにまっすぐ腰を下ろす
座った後の姿勢ももちろん重要で、一番綺麗なのが横から見たときお尻から頭まで一本の線が繋がっているような状態です。イメージしづらいという方には下記YouTube動画がオススメです。
次は床に座る場合です。この場合も先ほどと同じで横から見たときお尻から頭まで一本の線が繋がっているような状態にしましょう。
下記動画では座り方と立ち方も詳しく教えてくれます。
最後に立ち姿です。
横から見て、耳・肩・腰椎の前・膝・くるぶしが地面から垂直になっている状態にしましょう。肩は少し広げますが、若干おろすくらい力を抜きましょう。また左右のももを、紙1枚挟むようなイメージで締めて立つと膝・ふくらはぎ・かかともくっつく為品がよくシャープな立ち姿になります。
また片足を1歩後ろに引き、前後の足を隙間ができないように重ね引いた足のつま先を少し外側に開くと、安定しますよ。
文字ではイメージしづらい方には下記動画がオススメです。
10項目どれをやればいいのかわからない人はまずは「立ち座り」を始めてみるだけでも印象がグッと変わりますよ。
【まとめ】立ち振る舞いがきれいな女性になるには?
では最後のまとめに入ります。
立ち振る舞いがきれいな女性の4つの特徴
- いつも凛とした姿勢
- 言葉遣いが丁寧
- 動き一つ一つにゆとりがある
- 年相応をわきまえている
立ち振る舞いがきれいな女性になる方法
どれから始めれば良いかわからない人はまず日常でも特に頻繁に行う、
- 立ち方
- 座り方
を身につけると印象がすごく変わります。
美しい立ち振る舞いを習慣化するまでは大変ですが、慣れれば自分の魅力を倍増させさらには健康面にも良い影響を与えることができますよ。これを機にぜひ美しい女性の第一歩を踏み出してみませんか。
心身ともに美しくなる舞は